プロジェクト概要
IT系企業のコーポレートサイト・リニューアルに向けたデザイン提案プロジェクトです。クライアントからの要望は「既存サイトの掲載コンテンツ(文章や構成)は一切変えず、見せ方だけを刷新したい」というもので、具体的なデザインの方向性は定まっていませんでした。そこで、企業のアイデンティティである「白ベース×水色」のコーポレートカラーは厳守しつつ、あしらいやレイアウトのアプローチを大きく変えた3パターンのデザイン案をPhotoshopで独自に作成・提案しました。
基本情報
サイト名: 株式会社ipe
URL: ※現在はリニューアルによりページが変更されています
サイト種別: コーポレートサイト
担当領域
Webデザイナー
(ヒアリングに基づく方向性の定義 / 3パターンのレイアウト・UI設計 / Photoshopを用いたビジュアルデザイン作成)
プロジェクトの目的と課題
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潜在ニーズの引き出し: 「希望のデザイン感が決まっていない」というクライアントに対し、議論の土台となる比較可能なデザイン案を複数提示し、好みの方向性を探り当てること。
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コンテンツ制約の中での刷新: 文章や構成要素はそのままに、視覚的なアプローチだけで新しさや企業としての信頼感を向上させること。
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トーン&マナーの維持と変化: 「白×水色」というコーポレートカラーの制約の中で、似通ったデザインにならないよう明確な違いを生み出すこと。
施策とこだわったポイント
1. 潜在的な要望を引き出す3パターンのアプローチ設計
要望が白紙の状態からでもプロジェクトを前に進められるよう、レイアウト構造を意図的に変えた3案を作成しました。
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デザイン案1: 王道の上部固定ナビゲーションと余白を活かし、企業の堅実さと信頼感をストレートに伝えるレイアウト。
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デザイン案2: ダイナミックな曲線や円形のあしらいを取り入れ、IT企業としての革新性や先進性を強くアピールするレイアウト。
- デザイン案3: 左サイドナビゲーションを採用し、下層ページへの回遊性を高めたユーザビリティ重視のレイアウト。
2. 制約を活かしたカラーリングと信頼感の醸成
「白ベース×水色」という指定の中で、水色の彩度や面積の比率、写真との組み合わせ方を調整しました。IT企業らしい清潔感や知的さを保ちつつ、それぞれの案で全く異なる印象を与えられるよう工夫を凝らしています。
3. 「8の倍数ルール」に基づいた、統一感のあるスケーラブルな設計
余白(マージンやパディング)のサイズをすべて「8の倍数」で定義するルールを徹底することで、デザイン全体に視覚的な統一感を持たせ、美しくスケーラブルなレイアウトを構築しています。
成果・評価
成果:ゼロベースから方向性を導き出すデザイン提案力
「具体的な希望がない」「コンテンツは変えない」という制約の中で、デザイナー主導で3つの選択肢を提示することで、クライアントの潜在的な好みを引き出すための土台を作りました。言われたものをただ1つ作るだけでなく、課題解決のための「デザインの引き出しの多さ」と「自走して提案できるディレクション思考」を示す実績となっています。