プロジェクト概要
国産RPAツール「マクロマン(MACROMAN)」のデスクトップアプリケーションにおける、UIデザインの全面リニューアルプロジェクトです。従来型のレガシーなインターフェースから脱却し、ユーザーが直感的に操作できるモダンなUIへと刷新するため、アプリ起動時のTOP画面および、メインとなるRPAスクリプト作成・編集画面のUIデザイン(視覚設計・レイアウト構築)を担当しました。
デザイン変更前

デザイン変更後

基本情報
プロジェクト: RPAツール「マクロマン」 デスクトップアプリUI刷新
プラットフォーム: Windows デスクトップアプリケーション
担当領域
UIデザイナー(情報設計 / コンポーネント設計 / ビジュアルデザイン作成)
プロジェクトの目的と課題
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レガシーUIからの脱却とブランド価値の向上: 旧バージョンの「古い業務システム」のような印象を払拭し、現代のWebサービスに匹敵する洗練されたクリーンなデザインへとアップデートすること。
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TOP画面における導線と情報密度の最適化: 新規作成や既存ファイルの呼び出し、マニュアルへのアクセスなど、ユーザーがアプリ起動直後に求める情報へ迷わずアクセスできるよう情報の優先順位を整理すること。
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作業効率を高めるワークスペースの構築: RPAのスクリプト作成という複雑で長時間の作業を行うメイン画面において、視覚的ノイズを減らし、操作に集中できるUIを設計すること。
施策とこだわったポイント
1. 迷わせないTOP画面のレイアウトとカードUIの導入
TOP画面では、「マイスクリプト(作業)」と「お役立ちコンテンツ(サポート)」でエリアを明確に分割しました。最も重要な「新規作成」などのアクションボタンは視認性の高いブルーで統一し、マニュアルやコミュニティへのリンクはモダンなカード型UIを採用することで、クリックできる領域を直感的に認識できるように情報設計を改善しています。
2. データグリッド(表)とアイコンデザインの刷新
旧画面では見づらかった「最近使ったファイル」のリストを、保存場所や最終実行日が一目でわかる整然としたデータグリッド形式へと改修しました。また、アプリ全体で使用されていた立体的でサイズの大きい旧型アイコンを廃止し、細いアウトラインで統一されたモダンなアイコンセットへと差し替えることで、洗練された印象を与えています。
3. 視覚的ノイズを排除したスクリプト編集画面
RPA構築のメイン画面では、上部のツールバー(リボンUI)を整理し、モノクロを基調としたミニマルなアイコンに統一することで、作業スペースのノイズを軽減しました。また、左側のアクション一覧には新たに「コマンド検索」の入力欄を配置する想定のレイアウトを組み、実務における検索性・操作性の向上を意識したUIを設計しています。
成果・評価
業務ツールの複雑さを解消する、モダンで使いやすいUIの実現
機能過多で煩雑になりがちなB2B向けデスクトップアプリにおいて、余白の活用、配色のルール化、コンポーネントのモダン化を徹底し、ユーザーの学習コストを下げる直感的なインターフェースを実現しました。単なる「見た目の装飾」にとどまらず、ソフトウェアのユーザビリティとプロダクトの信頼性を底上げする、高度なUIデザイン能力を示す実績です。